1. ホーム
  2. 記事一覧
  3. 糖質は本当に制限するべきなのか?

糖質は本当に制限するべきなのか?

糖質制限ダイエットがブームになって数年。制限の度合いは違うにせよ、実践している、または過去にしていたという方から栄養相談をいただくことがあります。

効果を実感する方もいる一方で、皆が皆、糖質制限ダイエットに成功しているわけではないようです。 

うまくいかなかった方が口を揃えて言うのは「やっぱりごはんが食べたくて」。

 

わかります。

実は私も大昔に主食を制限して体重を落とした後、この食生活に限界を感じて制限を解除、久しぶりのごはんは想像以上に美味しく、体重戻した経験者です。

 

このようなリバウンド経験談は珍しくありません。となると、糖質は本当に制限するべきなのか?と疑問に思いませんか。 

「バランス良く食べましょう」は健康のための食事の基本です。

 

皆さんも味付け、調理法、食材、量、栄養価など、様々なバランスを取りながら食卓を整えていることでしょう。これら「バランス」の中で最近耳にするのは「PFCバランス」という考え方です。広く浸透してきたと感じます。 

Pはたんぱく質(Protein)、Fは脂質(Fat)、Cは炭水化物(Carbohydrate:炭水化物には糖質と食物繊維を含む)の頭文字です。どれもエネルギー源となる栄養素で、これらのバランスを考えて食べよう、つまりカロリーの中身を工夫しようということです。

日本人の食事摂取基準では、PFCの割合としてたんぱく質が13~20%、脂質が20~30%、残りを炭水化物とする目標量が示されています。考え方もPFCの順。

まずはたんぱく質を必要量しっかり摂り、脂質は多すぎず適切に、そして残りを炭水化物でと考えます。 

体重が増えるか減るかは消費したエネルギーと摂取したエネルギーのバランスで、摂取したエネルギーが消費を上回れば体重は増え、その逆では減ります。

これにPFCバランスの考え方を取り入れると、エネルギー量が適切であれば1日のエネルギーの半分ぐらいは炭水化物で摂っても良いのです。 

そもそも、糖質は私たちのエネルギー源となる重要な栄養素の一つです。

不足していれば筋肉を分解してまでエネルギーを作りだそうとするのが我々の身体。筋肉が減少すれば基礎代謝が落ちてやせにくい身体につながります。

では筋肉を増やすために筋トレをすれば良いと思うかもしれませんが、筋トレをするときのエネルギー源は?

そう、糖質です。つまり糖質は適切に摂るべき栄養素なのです。 

 

必要とは言え、摂りすぎてもいけない糖質。適切に摂るためにはどのような工夫ができるでしょうか。ごはんをしっかり食べたい、主食が好きな方でも満足感を落とさずに糖質を適切に摂るなら、「ごはんのみらい」を取り入れてはいかがでしょうか。


参考:日本人の食事摂取基準2020年版(厚生労働省) 

この記事を書いた人

港屋 ますみ
管理栄養士/公認スポーツ栄養士

神奈川県出身。大妻女子大学卒業後、大学や高校の食堂運営に携わる中で、運動部所属学生への食事提供をきっかけにスポーツ栄養に取り組むようになる。その後、保育園勤務等を経てフリーランスで活動。共感型の栄養士として、現在は学生アスリートや働き盛りの方への栄養指導のほか、JAXAにて宇宙食や宇宙飛行士の栄養面での支援にも従事している。

初めてご購入される方は、栄養素診断が必要です。
いまの自分に必要な栄養素を診断しましょう。

栄養素診断して購入する
  • 商品は診断結果からご購入いただけます。
  • 2回目以降の方は、ログイン後商品一覧から商品をお選びいただけます。